ハリー・ポッター裏話 (静山社文庫) (静山社文庫 C ろ 1-1)
ハリー・ポッター裏話 (静山社文庫) (静山社文庫 C ろ 1-1) / 感想・レビュー
みなみ
ハリー・ポッターシリーズの登場人物のモデルや影響を受けた本等、作家のJ・K・ローリングにインタビューした本。好きな登場人物にルーピン先生を挙げられていたことにとても共感した。「大人にも色々な問題があり、大人も悩み、戦っていることを、子供たちに分かってもらうことは大切だと思います」とあって、ルーピンやスネイプ、シリウス・ブラックといった親世代の描写が魅力的なこともとても納得。
2023/09/08
らん
物語の裏話というよりローリングがハリー・ポッターを生み出すまでの話。少女時代や学生生活を過ごす中で出会った先生や友人、家族も物語のモデルになっている事がわかります。お墓は名前のアイデアの宝庫には驚き!読んできた本やハリー・ポッターシリーズに影響を及ぼした本も知れて嬉しい。「黒馬物語」「まぼろしの白馬」は読みたい!乳飲み子を抱え生活保護を受けながらコーヒー店の片隅でペンを走らせていたローリング。構成も含め長い年月をかけ物語を生み出してくれた事、翻訳して下さった松岡祐子さんにも感謝の気持ちでいっぱいです。
2023/06/20
まいん
そこまで裏話ではないかな…?J.K.ローリングさんの裏話という感じ。
2019/06/06
またの名
席が教師の独断により決まる「頭の良さ」順で10分間ほど観察され「頭のトロい生徒」の列に座らされた著者の学校初体験に、生徒の資質を最初に判定する組分け帽子のシーンが重なるのは不可避。工作や体育といった実務的な作業が苦手だった少女はやがて様々な読書や芸術に触れていき、ハリポタ爆売れ前にアムネスティ・インターナショナルの人権侵害を扱う研究助手職も経験してすでにスケールが大きめ。親族の名前や個人的エピソードを作中に使ってる遊び心が聞けて愉快だけどインタビューした時点が古く、もっと新しい情報にアクセスしたいところ。
2020/02/15
明るい果物
俄然ハリーポッターシリーズを読破したくなってきた…笑 昔墓を歩くのが好きだった、名前の宝庫だから、とかギルデロイはスコットランドのハンサムな追い剥ぎの名前から取ったとか、本にはたくさんの食べ物を書くようにした、自分が昔読んでた本がそうで楽しかったから、とか、そういうのを知れて良かった。訳者さんの「色がたくさん出てきてカラフルだと思った」みたいなのも、読んでみたくなるなぁ、と思う。一冊だけ買っちゃおうかしら。ハリーポッターの教科書もあるらしい、読みたい
2021/04/19
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