ハリー・ポッターと賢者の石 1-2 (ハリー・ポッター文庫)
ハリー・ポッターと賢者の石 1-2 (ハリー・ポッター文庫) / 感想・レビュー
びす男
真夜中の魔法学校を舞台に繰り広げられる、少年少女の冒険譚。大人になった今も、見事に夢中にさせられている■強大な敵に立ち向かうハリー、ロン、ハーマイオニーの3人組。その成長と活躍が頼もしく、読み応えを与える。ダンブルドアの存在も大きい。実力と、やさしく教え諭す包容力をあわせ持つキャラクターには、「大人は、困っている君たちを決して放っておかない」という読者児童へのメッセージが込められているよう■悪は一度しりぞけられた。それでも「あの人」は執念深い。禍根の根を断ち切る戦いは、まだ始まったばかりのはずだ。
2018/07/13
セウテス
【ガーディアン必読1000】いよいよ学校生活が始まり、先生や生徒たちの紹介が為される。一人一人のプロットが、しっかりとしていて個人を特定しやすい。まさか最初から20年も先まで予定して書いたとは思わないが、作者の頭の中で登場人物は、かなりリアルに存在したのだろう。意外な犯人ではないが、思わぬ展開に驚いてしまう。ファンタジーな魔法の世界にワクワクすると共に、少年たちの成長を肯定的に捉えた物語りだろう。悪を赦さない正義感と謎を探究しようとする冒険心、何が在ろうと未来へ進もうとする強い心は、感動を生む作品である。
2015/12/03
Willie the Wildcat
好奇心と正義感。未知の世界へ羽ばたくきっかけとなる周囲の支え。1人1人の成長が見所の1つだが、中でもネビル。心に秘めた強さへの気づきと言動の変化に、著者が子供に託す夢を感じる。一方、異端への憧れと恐れ。世に溢れる様々な偏見、差別、先入観。”マグル”もそういったものへの警鐘かもしれない。但し、バーノン叔父さんは純粋にハリーを護りたい!という気持ちがあるような気がするんだけどなぁ・・・。「次なる冒険」、楽しみですね!蛇足だが、「蛙チョコ」はどうにもビックリマンチョコを連想させる。(笑)
2015/09/05
とも
賢者の石下巻。映画を思い出しながら楽しくハラハラ読めました。まだまだ幼い3人が助け合いながら成長していく様がよかったです。シリーズとしてはまだ序盤なのでゆっくり続編へ進みます。
2018/06/14
Yobata
ハグリットがグリンゴッツからホグワーツに隠した物、それはかつてダンブルドアが友と共同開発した物だった。それを狙うのはなんと「あの人」で…。「賢者の石」下巻。たとえ魔法の世界に行ってもマルフォイみたいな鼻持ちならないアホみたいな奴が学校にはいるんだねw何についても絡んできて面倒くさいわ。それにイラつくロンは意外と喧嘩っ早いんだね。ハーマイオニーとはトロール襲撃事件の際に和解し、ここからゴールデントリオが始まるんだね。次々と賢者の石についての秘密を明かしていくハリーはついにヴォルデモートの思惑にまで→
2015/08/16
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