ハリー・ポッターと炎のゴブレット〈4‐1〉 (ハリー・ポッター文庫) (ハリー・ポッター文庫 7)
ハリー・ポッターと炎のゴブレット〈4‐1〉 (ハリー・ポッター文庫) (ハリー・ポッター文庫 7) / 感想・レビュー
MATHILDA&LEON
ハリーの額の傷の疼き、クィディッチ・ワールドカップ代表戦の夜の不吉な出来事、不穏な空気が漂う中での新学期。彼らが大きくなるにつれ、物語の闇も深くなる。勿論楽しさも増すのだが、それでも第1巻の時のような気持ちの昂りは少なく、ザワザワとした気分が続く。通して読んできているが、1巻から少しずつ大人の読み物へと変化しているような印象がある。暗く重い雰囲気が漂うそんな中、唯一の安心はロンの家族の温かさ。彼らがいてくれるおかげで、ホッと心を落ち着かせることが出来る。とても有難い存在だ。
2016/01/21
Yobata
クィディッチワールドカップが開かれる年、ハリーもウィーズリー家の招待で大会観戦に行くもその夜空を輝かせた「闇の印」。ホグワーツでも闇魔術の防衛が強化される中、三大魔法学校対抗試合が行われる…。4作目,上巻。ついにシリーズも折り返しに入り、闇の帝王グループも暗躍やらで動き出したね。ヴォルデモートが消滅してから13年間現れなかった「闇の印」が公の場で,しかもハリーの間近で発生とホグワーツに着く前から今回は慌ただしいし不穏な空気が漂うな…。その場は屋敷しもべ妖精のウィンキーに容疑がかかって有耶無耶になったけど→
2015/09/04
みなみ
クィディッチ・ワールドカップ決勝戦をウィーズリー家と観戦することになったハリー。マグル界のサッカーと同様に、クィディッチに熱狂する様子は平和的だが、死の印が打ち上げられたところから、一気に不穏な雰囲気に。マルフォイがケナガイタチに変身させられる様子は気の毒でありつつも似合っていて笑ってしまった。登場する呪文は、いくつかホグワーツ・レガシーに出てきたので、繋がりを感じられる。
2023/07/20
織葉
始まってすぐ襲ってくる未知の設定。え、なにこれ知らないと思いながら、映画を見た古い記憶をなんとか呼び起こして考えると、1分くらいの長さだった(多分)ところが、中盤まで何十ページと続く。映画ばかり見ていたので、毎度ながら細かい設定に驚かされる。映画よりずっと人物間の関係が親密で、ハリーに愛を持って接してくれる人達が多く、皆本当にハリーのことを心配していることが伝わってきた。すべてが映画より2、3段ぐっと掘り下げているため、原作小説を読むことで頭の中の欠けていた部分を補って、より鮮明にさせてくれる。
2022/07/09
まいん
4巻はじめからシリウスから手紙が来るところまで。クィディッチワールドカップにウィーズリー家と行けて珍しく序盤から幸せそうなハリーですが(夢見たけど…)そのワールドカップで闇の印が…。4巻だけなぜかうちにDVDがあるので散々見ましたが、その分本は他のものに比べてあまり読んでいません…。小学校の図書館に1番メジャーなハードカバーの4巻がなかったっていうのもある。(なんで)2へ続く→
2020/03/22
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