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ハリー・ポッターと謎のプリンス 6-3 (ハリー・ポッター文庫)

ハリー・ポッターと謎のプリンス 6-3 (ハリー・ポッター文庫)

ハリー・ポッターと謎のプリンス 6-3 (ハリー・ポッター文庫)

作家
J・K・ローリング
松岡佑子
出版社
静山社
発売日
2013-01-10
ISBN
9784863891753
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ハリー・ポッターと謎のプリンス 6-3 (ハリー・ポッター文庫) / 感想・レビュー

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びす男

魔法省はふたたび蚊帳の外。今度はホグワーツ内で、生徒が事件に巻きこまれる■不穏だった状況を決定的なものにしたのは、普段ほえ面をかいてばかりのマルフォイ。ハリーや騎士団はついにその支柱を失い、学校は閉鎖される。さて――■「暴君は、多くの虐げられた者の中から、ある日必ずだれかが立ち上がり、反撃することを認識しておるのじゃ」。亡き校長の言葉通り、彼らは勝利を導けるだろうか■完全なクロとされるスネイプ先生についても、あと一、二ひねりに期待。ダンブルドアの「頼む」は、「殺してくれ」という意味にも聞こえないだろうか?

2018/08/15

Willie the Wildcat

憂いの篩の語るヴォルデモールの過去。血筋、そして生への異常なまでの執着心の源泉は、愛情への飢え。但し、常に不安。象徴が分霊箱。心身の乖離がハリーとの心の繋がり。”予言”の解釈も立ち位置の差異であり、支える意志も力vs.愛。一方、スネイプの孤独感が際立つ。揺れる心に垣間見える優しさ。ダンブルドアへの狂気?にも何か意味がある気がしてならない・・・。ドラコもそうだが、心、特に愛情表現の苦手な不器用な人間の虚しさが伝わる。蛇足ですが、冒頭の英国首相とファッジの噛み合うようで噛み合わない会話が微笑ましい。(笑)

2015/09/20

みなみ

ヴォルデモートの分霊箱のことが分かり、段々とこの後の困難な道のりが分かってくる。「死に直面する戦いの場に引きずり込まれるか、頭を高く上げてその場に歩み入るかの違いなのだ。その二つの道の間には、選択の余地はほとんどないという人も、おそらくいるだろう。しかし、ダンブルドアは知っているー僕も知っている。…その二つの間は、天と地ほどに違うのだということを。」

2023/08/16

Yobata

トムリドルの過去を辿る旅でついに見つけたヴォルデモートの力の秘密とその滅ぼし方。ダンブルドアと共にそれを退治に行くもマルフォイとスネイプがついに動き出す…。プリンス下巻。ヴォルデモートの復活と滅ぼし方とついにかの帝王の全てを知ったの引き換えにダンブルドアが逝ってしまわれた…その衝撃たるや…。両親,シリウス,そしてダンブルドアとハリーが愛し,ハリーを愛した人達がハリーを守るようにして亡くなっていくのはハリーにとっては相当堪えそうだけど、ダンブルドアとの約束でもあり,自分の運命を切り開くためでもある分霊箱の→

2015/09/08

凌霄

ハリーの恋が実って何だか嬉しい♪やはりこの巻はダンブルドアの死が大きくのしかかって切ないです。映画で内容は知ってはいたんだけど、文章になるとまた違った哀しみが込み上げて来ました。ハリーが1人で立ち向かう…本当の闘いはこれからだ‼︎

2014/09/09

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