千ドルのつかいみち (静山社ペガサス文庫 ヘ 3-5)
千ドルのつかいみち (静山社ペガサス文庫 ヘ 3-5) / 感想・レビュー
ムーミン2号
オー・ヘンリーショートストーリーセレクションの5巻目。「千ドルのつかいみち」「緑のドア」「詩人と農夫」「記憶喪失」「カリオープの改心」「桃源郷の避暑客」「金では買えないもの」の7編が収められている。本巻では心がフワっとあったかくなるような作品が多くあるが、オー・ヘンリーはオー・ヘンリーであるようで、幸せはラストに変化球で訪れる。まぁ、そこが心地よいのだけど。個人的には「緑のドア」と「桃源郷の避暑客」が好きだなぁ。こんな出会いが世の中のあちこちにあると、もっと人はギスギスしなくなるのかも・・・。
2024/01/25
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