興行とパトロン (近代日本演劇の記憶と文化 7)
興行とパトロン (近代日本演劇の記憶と文化 7) / 感想・レビュー
ちり
ちょっとゴシップ的に読める内容もあれば、パトロンのやることとして「劇場を作る」ところから関わる人もいるので劇場論・都市計画論と関わってくる内容もある(そしてあっちこっちに小林一三の影が)。「どうしてこういう興行形態なの」「なぜこの立地」「チケット高いよ」みたいな、一観客として日々直面する部分と関係してくる内容も多いので、下手な演劇論とかより一般観客が読んで得るものが多い本ではないかと。ある程度前提知識はいると思うが。
2019/02/05
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