KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ハッピーバースデイ3.11

ハッピーバースデイ3.11

ハッピーバースデイ3.11

作家
並河進
小林紀晴
出版社
飛鳥新社
発売日
2012-03-03
ISBN
9784864101462
amazonで購入する

ハッピーバースデイ3.11 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ばりぼー

2011年3月11日、あの大震災の日に生まれた11人の赤ちゃんを取材した記録。中には、震災後倒壊の恐れのある病院から避難して、駐車場の車の中で出産した方もいれば、電気や水が尽きたため、産湯も使えず使い捨てカイロ一つで寒さに耐えた方もいます。多くの人が亡くなったのに、こんな日をお祝いするなんて不謹慎?とんでもない。「小さな命を撮ることは、同時に背後にある多くの失われた命を撮ることだった」という写真家小林紀晴氏の言葉に、深く頷くばかりです。もうすぐ3歳の誕生日、この子達の笑顔がずっと続くことを願っています。

2014/03/08

書の旅人

「俺は結婚はしても、子どもはつくらない」と言った会社の同僚がいた。こんな世の中では、生まれてきた子どもが可哀想だからだと…。正直、そうかもしれないと思った。でも、それは違うと今は言える。さぁ、遊びにおいで!みんなで笑いあおう!その場を作るのは大人の役目だ。自分が出来ることなど高が知れている。それでも、やるだけやれば、想いは伝わる。だから子どもたちには、笑って出迎えよう。「ようこそ!!」

2016/08/15

まゆっち

震災の中のお産…とても不安だったろうな…お母さんも周りのみんなも。産まれたことを不謹慎だからってなかなか言えなかった人も。そんなことないです。産んでくれてありがとう。産まれてきてくれてありがとうって思います。

2015/06/15

gachi_folk

この子達が二十歳を迎える時にゃ、自分はヨボヨボの爺いになっているが、改めてあの日を思い出すだろう。そして心から成人おめでとうと言ってあげたい。

2012/05/24

chietaro

誕生だけで尊いことです。しかし、東日本大震災の中での出産は母親としての強さや医療の信念を感じました。震災直後はお祝いを自粛しようというムードが流れ、私もそれは感じていました。ただ、誕生日は大切な1日なので別だと思います。喜んで良いと思います。子どもたちが強くたくましく生きてほしいと思います。

2018/02/03

感想・レビューをもっと見る