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ある葬儀屋の告白

ある葬儀屋の告白

ある葬儀屋の告白

作家
キャレブ・ワイルド
鈴木晶
出版社
飛鳥新社
発売日
2018-08-09
ISBN
9784864106252
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ある葬儀屋の告白 / 感想・レビュー

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くさてる

海外の葬儀屋さん奮闘記!みたいな内容を期待して読んだらちょっと申し訳ないくらいに真摯な内容で、読んでいて反省しました。人の死にたずさわる職業を家業として続けることが著者に与えた影響とその死生観は哲学的神学的なものでもあります。もちろん葬儀屋としての仕事についても丁寧に語られていますので、そちらに興味がある方にもおすすめです。

2018/09/26

naotan

死を忌み嫌うものとして遠ざけるのでなく、死も生の一部なのだと肯定的に捉えなおす。読んでいてすっと心が晴れていくような良書でした。 それにしてもジョフリーの名前をここで目にするとは。

2018/10/09

桜父

葬儀屋を経営している著者。何か仕事での奮戦記的な事柄かと思って読んでみたが、自身の死生観や宗教観のオンパレードでした。個人的な考えはSNSでつぶやくだけにしてほしいし、わざわざ本にする必要があるとも思えない。久しぶりにこの本は斜め読みしてしまいました。映画「おくりびと」の原作本も仏教の教えのオンパレードだった事をこれを読んで、思い出しました。大変つまらない本でした。

2018/10/02

ヨータン

葬儀屋さんの目をとおしての死というものが、描かれていて興味深く読みました。私のような一般の人は毎日の生活において、できるだけ死を考えないようにしているけど、医師や宗教者もそうだけど、葬儀屋のように毎日のように人の最期に直面していると、死をポジティブに受け入れられるのかもと思いました。

2020/06/07

まるる

死は、現代社会において敬遠されがちだ。病院、老人ホームや施設、葬儀屋…あらゆる段階で、死にまつわることは外注されている。 だが、愛する者の死だけが開ける心の扉が誰にも存在する。死と向き合うことが、再生につながる。 私はここ数年で4回ほど親しい人の死に立ち会ったが、いずれの場合も、自分や家族の開きそうで微妙に開ききらなかった心の扉をもどかしく思った。愛をおおっぴらに表現しない日本人の性格的に仕方がないのだが、この葬儀屋さんのような向き合い方をしていれば、もっと違ったかもしれない。

2020/03/26

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