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悪魔の傾聴 会話も人間関係も思いのままに操る

悪魔の傾聴 会話も人間関係も思いのままに操る

悪魔の傾聴 会話も人間関係も思いのままに操る

作家
中村淳彦
出版社
飛鳥新社
発売日
2022-09-22
ISBN
9784864109208
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悪魔の傾聴 会話も人間関係も思いのままに操る / 感想・レビュー

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よしたけ

凄腕ノンフィクションライターによる本音を引き出す凄腕術。否定しない/比較しない/自分の話をしない。相手から質問されたときだけ、 聞かれたことに答える。自分の話を長引かせるのは×、相手に聞かれても簡潔に返し、早い段階で話を戻して聞き手ポジションに戻る。大前提に、受容力向上が大事(例:自殺未遂の話で心が苦しくなったら自分を消せなくなる)で、相手に好かれたい、信頼されたい、といった感情も邪魔になる。筆者ほどに徹底した利き手に回ることは困難だが、日常でも活用できる手法も多く紹介されている。

2023/07/03

fusarian

話し方、伝え方、聞き方の類の本が本屋さん平台に積まれるようになって久しい。営業職を10年以上経験しているので、自分は大丈夫だろうと根拠のない自信があったが、時に私はどうも語り過ぎているなと不安を感じたのが手に取ったきっかけ。覚悟が足りなかった。読了後しばし放心した。著者が経験してきたインタビューは、今の私の胆力では咀嚼し難い語り手の現実、願望、鬱屈、憎悪。万人受けのハウツー本を読み終えたあとの明日は別の自分というキラキラした上辺だけの希望はない。この毒の様なものを腹に収めた経験はきっとこの先に活きる。

2023/08/01

スリカータ

中村淳彦さんの著書を初めて読んだ。「悪魔」から連想する誰かを騙そうとする傾聴ではなく、否定せず、遮らず、自分の話をせず、相手の話を最大限に引き出すテクニックを解説している。NGの傾聴パターンも並行で解説しているが、これはよく陥りがちで、こういう話の聞き方をする人は多いし、自分もこうならないように気をつけたい。図解もあり、わかりやすかった。

2023/11/01

ちから

読んで良かった。目新しい内容はないというレビューがチラホラありましたが自分には得るものが多かったです。・相手を理解したいという欲望を捨てる。どんな相手の気持ちも理解できるという考えは傲慢。・死というワードに反応しない。死ぬのは普通。・聞き手はクリエイター、傾聴は創造。→聞き手により相手の語りは変わっていく。・人には多面性がある。聞き手Aには家庭的に話し、聞き手Bにはキャリアウーマンとして話し、聞き手Cには不倫について話す。それぞれを聞き出すのが傾聴。

2023/07/14

アカツキ

ノンフィクションライターの著者による傾聴ノウハウ本。一般人も使えなくはないけれど、ライターやインタビュアーになりたい人向けに書かれている。著者がこれまで仕事で話を聞いてきたAV女優、自殺願望者、貧困にあえぐ女性が例に出てくるけれど、ほんの触りだけなのに話のヘビーさにぐったり…。これを集中力が続く限界90分、時にはそれ以上聞き続けて病まないって凄い精神力!

2022/11/29

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