手塚マンガでエコロジー入門
手塚マンガでエコロジー入門 / 感想・レビュー
yomineko
鉄腕アトム=原子力礼賛だと思っていたら全く違っていた。手塚先生は未来世界を憂いこの作品を書いたとか。1989年没ですが現在の世界の荒廃ぶりを見事に予言しておられます。自然と動物をこよなく愛した先生。もう新しい作品が読めないのは本当に残念ですがこれからも引き続き読んで行きたいです。
2022/07/19
ムーミン2号
手塚さんとエコ、で真っ先に思い浮かぶのは『ブラック・ジャック』だろう。高額報酬を彼が何に使っているかを知れば、この本に『ブラック・ジャック』から4編が収められているのも納得だろう。他はアトム(「ミドロが沼の巻」)や三つ目(「ナゾの浮遊物」)とともに、単発の2つの短編が収められている。一つは「モンモン山が泣いてるよ」。そしてもう一つは「原人イシの物語」。これが読めるだけでもこの本はオススメだ。さらに手塚さんのエッセイ『ガラスの地球を救え』(未完)から関連するような文章が抽出されている。
2019/09/22
朔麻
世界で環境問題について話し合われるようになったころに発表された漫画と環境についてのエッセイを並べたもの。「ブラックジャック」は環境問題や生命倫理について言及している印象があったが、まさか「三つ目がとおる」にまでとは!「ブラックジャック」は全巻読んだつもりになっていたが、知らない話もあった。現代の問題について考えさせるいいマンガ。みんな読めばいい。
2021/02/15
必殺!パート仕事人
戦争体験者でもあるし、こうしてみると手塚治虫は原爆の影響を繰り返し書いていたようです。震災後の原発の状況を手塚だったらどのような作品にするでしょう・・・。
2022/01/30
kansaijin_tala
神戸市立図書館より
2020/08/14
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