手塚マンガの共生する社会
手塚マンガの共生する社会 / 感想・レビュー
たんぽぽ
アトムを毎週楽しみにしていた、リボンの騎士やジャングル大帝を夢中で見た、まさにアトムの子供世代だと思っています。 男だから、白人だから、金持ちだから、身分が、国籍が…なにかと理由をつけ、誰かを見下して、自分を優位におこうとする…昭和の時代に手塚さんが訴えたことが、今もリアルに繰り返されている。 共生する社会…という言葉が重い。
2022/04/13
雨巫女。
《私-図書館》手塚先生の漫画は、今起きている問題を予想したかのような話ばかり。良質な作品ばかり。それぞれの作品に解説が、作品に沿ったものでした。甲乙つけがたく、どれも素晴らしかった。
2022/03/17
ムーミン2号
「アトム今昔物語」や「ブラック・ジャック」「ライオンブックス」などから全7編が編まれており、各作品にエッセイが加えられている。作品とエッセイとの相乗効果で、手塚作品の深奥に迫る読みができるところが今回のアンソロジーのいいところだ。今、社会で話題・問題になっていることを、手塚さんは半世紀も前からマンガで描いていることがよくわかるが、そうやって(つまりマンガによって)それを知る・考えることができるのは有難いこととも思う。いずれのエッセイも読み応えがあるが、とりわけ田中優子さんのものは特に刺激に富んでいる。
2022/02/19
kansaijin_tala
神戸市立図書館より。
2024/06/30
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