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カウンターパンチ 16世紀の活字製作と現代の書体デザイン

カウンターパンチ 16世紀の活字製作と現代の書体デザイン

カウンターパンチ 16世紀の活字製作と現代の書体デザイン

作家
フレット・スメイヤーズ
山本太郎
大曲都市
出版社
武蔵野美術大学出版局
発売日
2014-11-25
ISBN
9784864630191
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カウンターパンチ 16世紀の活字製作と現代の書体デザイン / 感想・レビュー

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コットン

ヨーロッパにおける金属活字デザインの話で専門的ではあるけれど普通の人でも理解できる内容でフォント好きにはおすすめです。主にパンチカッティング(活字父型彫刻)とは何かについて語られている。印刷後の判読性や曖昧性を担保した作業方法など具体的に写真やイラストをふんだんに使って説明があり現代のフォントデザインにも応用が効く感覚があって好感が持て、そういう意味で出版が武蔵野美術大学出版局というのもうなずけます。

2023/10/20

EnJoeToh

素晴らしい。

2018/09/02

タイポグラファーによる活字父型(パンチ)技術の歴史・技術書。活版印刷の登場以前、人文主義者の間で文体を統一する兆候が現れ、そこから「美しく読みやすい文体」を求めるタイポグラフィの根拠や前提が生まれる。それらはアルファベット文字の空間部分(カウンター)を一定の大きさに定めることで、バランスの良さと活字の大量生産体制を確立した。今日では伝統的と考えられ堅苦しい印象を受けてしまう文体だが、当時は革新的であったのだろう。現在ではコンピュータでできてしまうことも、タイポグラフィの美意識を身につければ斬新に。

2014/12/28

J.T.

基本に戻って、タイポデザインを改めて考えたくて手に取るが、章によっては読みはじめるまでに凄く時間が掛かった。いつか改めて再読する(と思う)。

2015/04/20

Riko

図書館で借りた。 カウンターパンチって、活字を作るための小さな道具のことなんですね(カウンターが文字の空白、パンチが活字の凸型のこと)。 タイポグラフィの原点から今まで。最後に付け加えられた未来の話も面白かった。

2015/08/27

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