KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

アトム ザ・ビギニング(5) (ヒーローズコミックス)

アトム ザ・ビギニング(5) (ヒーローズコミックス)

アトム ザ・ビギニング(5) (ヒーローズコミックス)

作家
手塚治虫
ゆうきまさみ
カサハラテツロー
出版社
小学館クリエイティブ
発売日
2017-04-05
ISBN
9784864684958
amazonで購入する Kindle版を購入する

アトム ザ・ビギニング(5) (ヒーローズコミックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ぐうぐう

「ワールド・ロボット・バトリング」は、もちろん『地上最大のロボット』がモチーフとなっているが、天馬達が学生であることから、現実にあるロボット競技(ロボコンなど)をイメージもさせる。ユウランがシックスにロボットの破壊がなぜいけないのかを問う場面も、なぜ人を殺してはいけないのかの答えが議論になった現実の出来事を連想させる。そもそも、オリジナル『鉄腕アトム』のロボットの歴史は公民権運動を意識している。そう、『アトム』の物語とは、いつも現実世界の鏡としてあるのだ。(つづく)

2017/05/13

イーダ

ウラン誕生。ザイン・システムは何かキカイダーの良心回路を彷彿させるものがありますね。物語の端々に手塚治虫をリスペクトするネタがあるのも嬉しいです。

2017/04/07

かんけー

表紙はユウラン♪学長にWRB に出る要請とかの流れの描写を経て?シックスの妹分ユウランの誕生から彼女の巧みな心理面の落とし穴を読む側に突き付けて驚かせる(^_^;)AI ベヴストザインを更に進化させて、ほぼ有機体同様の感情を有するに至るユウラン。パワーもシックスの3倍強と言う脅威的完成度で?然し、とある事件を起こしシックスの静かな怒り?にユウラン自身の動揺の一部始終を丁寧に描き、情緒面の不安定さを是正しようと?ユウランの行動が思春期女子 のリアルさを内包しててヒヤリと!ロボットとは言え?兄妹の感情の起伏を

2017/06/17

ako

ユウラン誕生。シックスが兄として教育係になるが、自分が最高で最強だと全く言うことを聞かない。確かに強いけど「気に入らない存在は攻撃してもいい」と言って実行したあとシックスに無視されたユウランは、人間の命令に従うだけの軍事用ロボとは違って自分で何がいけなかったかを考えて反省し、感情で動いて謝ってた。ユウラン寂しがり屋だね。

2017/05/14

highig

( ^ω^) やはりロボット開発モノにおいて『不気味の谷』というのは避けては通れないテーマだ。外観などはまだいい。どれだけ人に近づけたとしても、それが直接人の害となることはないからだ。しかし『思考』は違う。人に近い好奇心や向上心といったモノを身につけた自我を持つロボット・・・これは最早、不気味を通り越して恐怖の対象でしかない。自我と制御という相反する概念を一つに、どれだけ人に近づけるか?・・・この矛盾したテーマをいかに止揚して一つの形にするか?この辺がロボットモノを描く上での楽しさであり、難しさであろう。

2017/05/21

感想・レビューをもっと見る