アトム ザ・ビギニング (11) (ヒーローズコミックス)
アトム ザ・ビギニング (11) (ヒーローズコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
『鉄腕アトム』前史を描く『アトム ザ・ビギニング』は、同時に『鉄腕アトム』を予兆する作品でもある。ゆえに、『鉄腕アトム』をあえてなぞる展開を企てる。例えば「地上最大のロボット」を連想させるアイテムの登場などがそうだが、マルスの「オレはもう人間の言いなりに働くのはごめんだ」という言葉は、あからさまに青騎士と重なって見える。反乱は自立があってのことだし、自立は自我が芽生えて可能である。自我はむろん、『鉄腕アトム』の最重要なテーマだ。
2019/12/18
イーダ
妙に寡黙になったシックス。自由奔放なユウラン。シックスのAI能力の進歩が凄まじいが、その分恐ろしくもある。主人の言う事を聞かなくなったマルスや1研の新しいロボットの危険な思考など、ここまで来るとベヴストザインがウィルスのようにも感じる。
2019/12/07
geki
ロボットがフッと、人間の感情めいたものを吹かせているシーンを見ると、ドキッとしてしまう。最大の敵が、共同開発者となって、ロボット哲学が花開く。ロボットの中に芽生える感情とロボットの作り手との葛藤の物語が始まるのだろうか?
2020/05/08
サイバーマジン
モヒカーン・バッソな鉄人編、しかもFX!(作者否定) ライドバック的世界とも繋がっちゃう。1研の逆襲、青春だな~。
2020/02/20
bbb
○。いよいよコバルト?の前にまだ何かありそう。
2019/12/14
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