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殺人鬼教室 BAD (TO文庫)

殺人鬼教室 BAD (TO文庫)

殺人鬼教室 BAD (TO文庫)

作家
倉阪鬼一郎
出版社
ティー・オーエンタテインメント
発売日
2013-06-01
ISBN
9784864721448
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殺人鬼教室 BAD (TO文庫) / 感想・レビュー

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おかむー

ん~む、ホラー感はまるでなし。強いて言うならインモラルなエログロ。『もっとがんばりましょう』。殺人や淫行こそが正しい行いというモラルの逆転した世界、主人公ユキは神の不定形領域である世界の果てを目指す、その旅の結末で知る世界の真実とは。エログロ山盛りなのにそれが当たり前の景色として描かれているので単なる背景画になってしまって薄味。明かされる世界の真実は興味深いのだが、クライマックスは神とか愛とか観念的な世界感でオナカいっぱいです。強烈になるはずの設定なのに強烈さが見られないとても残念な作品でした。

2014/11/26

みや

殺人とセックスが推奨される新世界で世界の秘密を探るインモラルホラー。電気椅子の処刑を実地学習する授業、乱交や拷問に明け暮れる学園、ロージンや最下層の人間を殺戮するノルマなど、ポップなエログロに歓喜が止まらない。七人連続処刑は特に滾った。ストーリーと設定も面白く、狂ったディストピアの世界観は快活な背徳に満ち溢れて素晴らしい。謎に満ちたSF設定は終盤で一応説明されるものの、個人的には頭を空っぽにして気軽にエログロを摂取する方が楽しかった。ライトな文体が退廃した少年少女たちに非常に合っている。爽やかにゲスい。

2019/08/21

た〜

ただの悪趣味なバイオレンスエログロ。但し、エロイことをやっているよー、グロいことやって―るよ―、バイオレンスですよ―、というだけでなにも深みはない。なにか面白みのある結末に期待していたがそれもないまま終了

2014/12/04

巨峰

バトルロワイヤルの近未来版というべきか。ネタトキ部分はもう一つだけど、そこにいくまでが結構楽しい。だけど、もう少し綿密に描写してくれたら、もっと萌えるんだけどなぁーw

2013/06/17

MINA

「死ぬことは最高の快楽です」という謳い文句通りのポップな拷問・殺戮・乱交が繰り広げられ、それが絶妙に読んでて吐き気を催したり抵抗感を覚える類いの生々しさは無く気軽に楽しめるギリギリの感じ。作者曰く“近未来SFミステリホラー”ということらしいが、特に怖さは感じなかったが普通に面白かった。「世界の秘密を知る」冒険には唆られる。後半になるにつれ、難易度が…特に話の合間に挿入される《BAD》の内容がまるで解らないぞ。そして真相。とりあえず、「BAD」が視聴率100%って…狂気が入れ子構造になってるようで笑える。

2020/09/08

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