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18禁日記 (TO文庫)

18禁日記 (TO文庫)

18禁日記 (TO文庫)

作家
二宮敦人
出版社
ティー・オーエンタテインメント
発売日
2013-08-01
ISBN
9784864721660
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18禁日記 (TO文庫) / 感想・レビュー

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モルク

いろんな人の日記形式の日記、詩集、ブログ、遺書…全てが狂気。しかも、自分は正常であるという思い込みの中で狂気の世界に突き進む。ばらばらのはずが、最終話で…。「だいたいこんな日記を最後まで読むなんて、やっぱり普通の人じゃないよ」と、言われてしまった。そうか!私も仲間なのか…。

2020/11/24

しーちゃん

私は壊れている。ただ、その自覚があるならまだ救いようもあるかもしれない。だれが読むでもない「私の日記。」最初は丁寧に、いつか読み返す時のために。やがて、雑に、惰性で、書き手の本性が出た時、自分の中の狂気に気付く。年齢も性別も違う15人の「日記。」秘密の暴露、バカバカしいと思うか、共感するか、一つの章が短いので18禁と言えどあっと言う間にサクサク読める。あまりに多数の壊れた文章を読んで、疲れること必至。

2019/04/28

うっちー

東京芸大と同じ作者‼️私も壊れているのかも

2020/06/08

JKD

なんとも不気味で狂った人たちのショートホラー集。Fの日記、Zのブログ、Rの詩集… よくまぁこれだけ多様なネタが集まったものだと感心。中でもネット系の話は流れの中にできる間合いが絶妙。Uの送信メールボックスは斬新でした。

2019/02/11

dr2006

スラスラ読める崩壊系日記のアラカルト。他人の内面を慮るスキルを養うという意味ではむしろ、18歳以下の人に読んでもらいたいくらいだ⒲日記を書くことは主にその一日の出来事を振り返ることだが、言葉や文章に整理して吐き出すことによって充足し、一種のカタルシスも得るだろう。一方、SNS等世の中にさ晒されている他人の自己満足な日記を読んでも、情報取得的に興味をそそられる以外にメリットを感じられない。という自分はブログを書き続けているのだが…爆

2024/02/12

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