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怪しの晩餐 (TO文庫)

怪しの晩餐 (TO文庫)

怪しの晩餐 (TO文庫)

作家
牧野修
出版社
ティー・オーエンタテインメント
発売日
2013-09-01
ISBN
9784864721899
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怪しの晩餐 (TO文庫) / 感想・レビュー

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HANA

「わたしの肉はまことの食べ物、わたしの血はまことの飲み物だからである」名簿屋に務める男が見つけた連続殺人被害者の名簿ってシチュエーションだけでお腹いっぱいになれるのに、そこに見え隠れする記憶にない食事風景がさらにそれに輪をかける。食事の謎(エピグラフで大体予想つきますが)はもっとグロいかなと思ってたけど意外とあっさりめ。あと男と少年のパートが交互に語られる構成なのだが、両者の間隔が短すぎて少し物語に嵌りにくい。とはいえラストは予想したものより一捻りが加えられており、この辺は流石に安定感が感じられる。

2013/10/10

J7(読メ低浮上中)

自分は食べることが好きだ。だから食がテーマになっている昨今の食べ物系漫画やドラマも好きだが、一方でこの本のように食に対する忌まわしいイメージを持つこともわかる気がする。それは食という行為がどこか背徳的なものにも直結することがあるからかもしれない。まーピチャピチャと、何かを食べている姿が浮かぶような描写の数々。ホラー作家である牧野さんが書くと、食事も何か気持ち悪くなるような行為に見えるから食べ物好きには辛いかも。同じような食ホラーに田中啓文さんの『異形家の食卓』に通じるグロテスクさ。炒飯は大好物だけどね!

2018/04/16

mr.lupin

ホラー、サスペンス、食、繋がるような、繋がらないような。。。。もっと、ドキドキ、ハラハラを期待していたけど、残念ながら期待はずれだったかも?選択ミスでした。。。(笑) ☆★★★★

2015/02/11

青葉麒麟

何だったんだ、一体。この作品のメインテーマ?のカニバリズムが割合あっさり目なんですけど。グロくない、キモくない!!後、文章が意外と読みにくい。変な比喩入れんの止めて。自分の文に酔ってる?【違和感を感じる】が二回も出て来て呆れた。編集者も見落としたの?

2016/09/12

Yun

牧野修氏初読。食と死と言う相反するものをテーマとして語られている。そこに絡み合う「記憶」。全体を通して残酷な描写が多い。話しの展開もいろいろな意味で驚きだった。好き嫌いがはっきりと分かれる作品だと感じた。

2015/06/26

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