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郵便配達人 花木瞳子が顧り見る (TO文庫)

郵便配達人 花木瞳子が顧り見る (TO文庫)

郵便配達人 花木瞳子が顧り見る (TO文庫)

作家
二宮敦人
鉄雄
出版社
TOブックス
発売日
2015-11-01
ISBN
9784864724357
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郵便配達人 花木瞳子が顧り見る (TO文庫) / 感想・レビュー

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dr2006

幻想の世界に沈んでいく誤解と純心が招いた哀れな固執。気をつけないと、ネタバレになってしまいそうだが、ミスリードを招く構成にまんまとやられてしまった。宛先も差出人も不明で行き場を失った郵便を「配達還付不能郵便」という。主人公瞳子が務める郵便局には「サンタさんへ」という謎の封書が届く。そこには稚拙な文章で狂気と妄想が書かれていた。シリーズの安泰に胡坐をかくことのない攻めの一話読み切り。二宮さん的黒い描写もクセになる切れ味の良いミステリーだ。瞳子の今後も気になるので、第四弾も読みたい。良かった。

2019/07/03

Yu。

サンタさん宛に送られた配達還付不能の不気味な内容の手紙が瞳子の幼少時代の古傷に触れる‥ だがその手紙には彼女にとって避けては通れない悲しく切ない真実が隠されていたのだ。。とてもよかった‥ 頼れる仲間がすぐ側いるっていうのは幸せな事なんだよね‥ ひとりで背負おうとすると誤解や間違いを生みやすい‥ それを思うと亜子が育った環境はあまりに酷い。

2019/02/09

異世界西郷さん

郵便配達人・花木瞳子が、差出人も宛先も不明の手紙を見つけたことにより、父の死の真相に迫ることになるシリーズ第3巻。父親の遺書や郵政監察官なんて役職が出てくる下りを読み進めながら「何かおかしいなぁ」と思っていたのですが、最後の最後になって真相が明らかになったときに全て腑に落ちて思わず声が出てしまいました。この叙述トリックには気づきませんでした(汗)。今回は前巻に引き続きミズノンが登場してくれたのは良かったですね。しかも、瞳子の母親に紹介されるなんてもう瞳子とくっつくしかないですね(ぇ。

2016/05/26

さくさくと♪シリーズ3作では1番お話しがひねられてたかも。でも、続編出ても読まないかな^^;

2016/08/22

しぇん

KindleUnlimitedで再読。時系列の叙述トリックはわかりやすかったのを思い出しました。しかし、過去の捜査がザルすぎる気がしました

2023/03/19

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