魔術士オーフェンアンソロジー
魔術士オーフェンアンソロジー / 感想・レビュー
mahiro
ライトノベル作家達のアンソロジー。中学生時代からオーフェンのファンだったという方もいてなかなか面白かった。4作がプレ編。平坂読氏が無謀編で、無謀編に出て来た懐かしのトンでもキャラ達総出演の爆裂的200メートル走。神坂一氏はスレイヤーズの作者でオーフェンと並んで人気作品だったが、コミクロンと老魔術士の出会いという短編を載せている。老人の部屋にコミクロンが来ることの無い理由を読者は知っているのだがしんみりした余韻が残る。コミクロンは人気あるなあ作者書き下ろしの新作はコミクロンがメインらしいし楽しみだ。
2019/12/23
金目
プロを揃えた本気の二次創作。草河さんの安定の画力がうれしい。バルトアンデルスの剣の実験に臨むアザリー、まさかの歯車様降臨、ネットワーク管理補佐を務めるハーティア、天人の遺産で未来を垣間見るチャイルドマン教室の面々、オール無謀編総進撃。アザリーの構成の癖とか黒のサバトリウムとか細かいネタがうれしい。5作中4作がプレ編なのは、最新刊がコミクロン・プランだからだろうか。悪霊を押さえられないジャック・フリズビー14歳やハルちゃんとの青い春も読んでみたいわぁ
2019/12/17
でーたべーす
各作家愛の溢れた短編だったが、河野裕がうますぎる。
2019/12/03
藤崎
シリーズ生誕25周年記念企画ということで、5人の執筆陣の手によるアンソロジー。そしてアンソロジーって割と当たり外れが大きい傾向があると思うのですが、どれもこれも読んでて実に濃いというか、「ははーん、さてはこの人たち根っからのファンだな?」とか確信できちゃうレベルでリスペクトに溢れてて非常によかったです。つーか読んでて「あったなぁそんなの!」って話がボロボロ出てきてなんなのこれ。どんだけ愛が漏れ出てるの。みたいな感じで・・・ええ、こういう「好き!」の熱量って、本当にいいものですねぇ、と感服しきりな1冊でした
2019/12/03
めぐみこ
どの話もとてつもなくオーフェンなのに、それぞれの作者の持ち味も出ている。凄い。秀作揃いの中、あえて一つ選ぶなら「少年と歯車様と老人と」かな。老人は知らない、けれど読者には忘れられない事実をよそに、廻り続ける歯車の余韻が印象的。
2020/07/06
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