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老いたる素戔嗚尊

老いたる素戔嗚尊

老いたる素戔嗚尊

作家
芥川龍之介
出版社
青空文庫POD[NextPublishing]
発売日
2014-06-01
ISBN
9784864784092
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老いたる素戔嗚尊 / 感想・レビュー

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ミエル

素戔嗚尊って怪力豪傑キャラの原点じゃないかと思う。そこに娘を思う父親らしい泥臭さが重なると、何よりも魅力的(突っ走りすぎて家族が困惑する迷惑系の)な人物像が完成する。神話の有名エピソードも、芥川龍之介が色を付けるとちょっとしたホームドラマになる。こんな迷惑系暴れん坊お父さん、嫌すぎ笑 でも他所のお父さんなら微笑ましくて好き。

2022/06/22

よひとかっぽ

娘(スセリヒメ)にできた男(アシハラシコヲ)を殺そうとする父(スサノヲ)の話。日本の神話伝承は難解だが、こちらは分かりやすい。最後の父の雄叫びが理想の人生観を謳っているようで芥川の別な側面が見えた気がする。ただ、この話、続編だって。

2023/08/21

ぐっさん

クシナダ姫との幸せな時間のおかげで、素戔嗚の中の乱暴さは、いったんは鳴りを潜めていた。しかし、姫との死別と愛娘の恋愛を境に元に戻っていく話。そんなにたやすくその人間固有の性根は変わらないのか、または娘の愛人にかつての自分を投影したのか、短いながら色々考えさせる作品。

2017/01/21

sayu

★★★☆☆

2016/08/18

qs

素戔嗚、老いて無いし、最後は娘の幸せ願ういいオヤジ!カッケー。

2015/09/02

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