AB+ 文字・記号・符号・暗号のデザイン (牛若丸叢書) ((LIXIL出版))
AB+ 文字・記号・符号・暗号のデザイン (牛若丸叢書) ((LIXIL出版)) / 感想・レビュー
へくとぱすかる
文字や記号のデザインについてのエッセイ。文字学・暗号学にくわえて架空の文字、新作文字まで網羅した小百科でもある。長年にわたって興味のある分野なので、一気読みできた楽しい本。本書の旧版が、『絹と立方体』の参考文献に挙げられているから、架空・新作文字のいくつかは、こちらが情報源なのだろうか。西夏文字について、記憶の難しさやメリハリ感のなさを、ズバッと指摘している。みんな第一印象で気がついているはずだが、他の西夏文字論では、なかなかそうは述べられることがない。同じことを考えている人がいることがわかって納得。
2021/11/13
ryochin
「文字ならぬ文字」にまつわるエッセイ集。ちょっと余談が多すぎるかな、そのぶんもっと辞典的に充実させて欲しかった。マニアック度はそこまで高くはなく少し物足りないか。
2021/08/20
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