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ヒト ニ ツイテ (シリーズ子どもたちへ)

ヒト ニ ツイテ (シリーズ子どもたちへ)

ヒト ニ ツイテ (シリーズ子どもたちへ)

作家
五味太郎
出版社
絵本塾出版
発売日
2015-03-30
ISBN
9784864840699
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ヒト ニ ツイテ (シリーズ子どもたちへ) / 感想・レビュー

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アキ

五味太郎の絵本。ヒトはミル。ヒトはカンガエル。ヒトはトラエル。ヒトはカウ。ヒトはカワイガル。ヒトはカンサツスル。ヒトはケンキュウスル。ヒトはタベサセル。ヒトはタベル。ヒトはワスレナイ。ヒトはユメヲミル。ヒトはワスレル。ヒトはクリカエス。ヒトは、宇宙人を捕まえて、ペットにして、食べちゃってから、供養する、謎の生物です(笑)

2022/09/25

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

太古の遺跡に刻まれた警句のような絵本。背景から哀しみが漂ってくる気がします。出てくるのは原始人と宇宙人。「ヒトハ……」の繰り返しで物語は進みます。そのどれもが正しくて、異をとなえるところはない。なのに……。(つд;*)

2015/05/02

パフちゃん@かのん変更

ヒトとタコ型宇宙人との対比で考える。最初の方はふむふむと読み進めて行ったが「ヒトハタベル」でいきなり食べちゃうんですか・・・(-_-;)あ~あ、こういうの子どもに、どうなんだろう。ヒトってそんなもんか。

2015/04/11

めしいらず

普段は忘れてしまっているけれど、人は罪な存在であることをちゃんと突きつけられる。食べる為に餌を与え、育て、可愛がりもし、それでもやっぱり食べる。そして悔いる。でも忘れずにいるのは最初だけ。すぐに忘れまた同じ罪を繰り返すのだ。何度でも。そうやって生きてきたのだ。生きる為の食事は今や美食と化し、己が罪業など忘れて美味いの不味いのと言い合って止まぬのだ。己が恥知らずさ穢らわしさに反吐が出るよう。しかし私とてすぐ忘れてしまうことだろう。人に囚われた生物(蛸なのか宇宙人なのか…)の悲しげな風情が不憫さを掻き立てる。

2020/01/05

たまきら

うわあなんてこった、五味太郎さんがこんな本を出していらしたとは知りませんでした。さびしいけれどどこか滑稽で、悲しい。最後のページで、ヒトは次に何を目指すんだろう…と少しだけ怖くなりました。読み友さんの感想から。

2024/03/20

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