マスコミ漂流記 (銀河叢書)
マスコミ漂流記 (銀河叢書) / 感想・レビュー
勝浩1958
野坂氏の30歳前後の、永六輔氏へのコンプレックスを抱えながらマスコミ業界にしがみつき、なんとか糊口をしのぐ姿に少しばかりペーソスを感じました。また、実父のために身銭を切ってブルーフィルムを借りてくる行為に、本当の肉親への優しさを見る思いがしました。野坂氏はまちがいなく、私のお気に入りの作家のひとりです。
2016/01/23
hiratax
亡くなる直前に復刊されていたもので、期せずして追悼に重なる。昔のマスコミ業界はギルドだったし、適当だったのだなと。
2016/04/09
JVSTINVS
たしかに文章としては衒いがなく面白いのだが、あら、案外才知縦横というタイプではなかったのね、と当たり前のことにあらためて気付かされる。やはり飯沢匡の流れの人たち(永六輔が代表)は強かったのだなぁとも思わされた。
2023/06/21
ベータケ(betake)
超最高に決まってるだろファック
2016/10/12
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