記憶の道草 (銀河叢書)
記憶の道草 (銀河叢書) / 感想・レビュー
わんつーろっく
哲学者であり、詩人、随筆家でもある著者を初めて知った。1915年東京生まれの著者が90年~2000年代の初期に書かれた随想で、単行本未収録のものを百編選んだ作品集である。関東大震災直後の東京の様子や戦前戦後の些細なことも、当時の日記から、まさに記憶の道草という随想。友達に貸した本に名刺が挟まれたまま、古本屋で売られていて、買い戻した顛末に苦笑い。それより見慣れない漢字表記が新鮮。(さほど)って然程、(やたら)は矢鱈、(まとも)は真面、区々って(まちまち)って読むんですね。(;'∀')
2021/08/21
7kichi
ゆっくりと読んだ。いい随筆を読むと幸せな気分になる。
2016/07/04
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