ヘルボーイ:地獄の花嫁
ヘルボーイ:地獄の花嫁 / 感想・レビュー
sin
究極のマッチョが、ホラーを粉砕していく…だからだろうか?モンスターを退治した後のヘルボーイの憂鬱は?メキシコ!マットの上の死闘はまさしく彼の闘いそのものがショーアップされた現状を象徴的に描きだしたかのようだ。そうかといえば、作者の考える吸血鬼!その吸血鬼が産み出したモンスターとの対決は、モンスターの持つ純粋性によって決着はつかない。エイリアン!なんぼのもんじゃい!取り残された牛男は物語からの距離を感じさせる。ヘルボーイの向かう先に在るものは…果たして?
2017/02/01
ノロヒトシ
祝、第1期完訳!三つの版元を渡り歩いて判型も背の色も揃ってないけど、関係各位の偉大な功績であることに変わりはない。
2017/02/04
らい
アスモデウスさんかわいそう。
2017/03/01
杉浦印字
近年のミニョーラの乾いたというか達観したムードが強く出て、全部丸くハッピーエンドといかないビターな味わいの強い短編集。ミニョーラの作画は8ページと物足りないけど、R.コーベンの一見古いようで異様に丁寧で愛嬌もある画が印象的。
2017/02/12
flatscan
短編集。多彩な内容。ヘルボーイの世にも奇妙な物語。作画はミニョーラではなく、複数のアーティストによる(アメコミにはよくあること) ストーリーはミニョーラ作で安心。ミニョーラ自身が描いた「ウィッティア家の遺産」の他、本人によるイラストも収録されていて楽しめる。「眠れる者と死せる者」の雰囲気は良かったし、「バスター・オークリー、願いを叶える」のラストの嫌感の雰囲気も好き。ミニョーラの画ではこうはならない、たぶん。にしても、何故ヴィレッジブックスは、解説や注釈を別紙で添えるんだろう…。失くしやすいだろうに…
2020/06/20
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