土屋耕一のことばの遊び場。
土屋耕一のことばの遊び場。 / 感想・レビュー
あふもん
ニ冊で一冊の本です。正直、かなり言葉に興味のある人でないと『回文の愉しみ』の方なんかはけっこうしんどいと思います。回文などもやっぱり最初のいくつかのインパクトを受けた後はそうとうバリエーションがないとなかなか愉しめないのは否めない。でもその中の節々にプロ感、仕事人感、ええおっさん感を垣間見ることができるし、なかなか真似できるものじゃないよなぁと思います。そしてそれは糸井さん編の『ことばの遊びと考え』の方でかなり感じれます
2016/06/21
ちゃありぃ
ことば、は面白い。そして、あれです、この本は凄く、面白い。土屋耕一さんの文章をもっともっと読みたくなりました。
2014/08/16
田氏
図書館本にて「回文の愉しみ」のみ読了。回文の魅力は妙なもので、当初は興味もなく、作ってもせいぜいが「マヤの山」程度だったものが、いつの間にやらTwitter上では回文ばかり呟いてゐる。クオリティは相変わらず低空飛行しているが、そんな私でも向上心くらいはある。もう少し了見を広めるべく、回文と言えば土屋耕一、土屋耕一といえば回文ということで本書を読んでみた。言葉の冴えが違いすぎて冒頭10分で筆を折る。これがプロの業か。恐ろしいものを見た気がして肝を寒からしめた。「肝胆、冴える筆で震え惨憺か」まだ修行が足りぬ。
2017/06/16
iku
「君のひとみは10000ボルト」の人。言葉と自由に戯れた人なんだなあと思う。時代を担う発想者としての挟持をもちつつ、実に楽しげに、惜しみなく(湯水のように)自らの考え方を開示している。プロの仕事としてのコピーライトにも、クリエイティブ仕事と切り離せない時流の影響があると思うのだけれど、その時々の良い悪いのジャッジが、今でも瑞々しい感じがして気持ちいい。「土屋耕一が作ったキャッチフレーズ100」、懐かしさと、何か懐かしさだけでない新鮮さを感じるラインナップです。
2013/12/07
ぽん
言葉って楽しいなあ。回文は本当にやってみたくなりました。読みながら驚いたりにやつけたり。遊び場が無限に広がっている様が楽しかったです。
2013/08/19
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