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通過者の視線

通過者の視線

通過者の視線

作家
森山大道
出版社
月曜社
発売日
2014-10-10
ISBN
9784865030181
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通過者の視線 / 感想・レビュー

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チェリ

森山大道氏がこれまで写真とどう関わってきたのか。新宿、ヨコスカ、湘南、大阪。ケルアック、背中を見てきた写真家たちのこと。世に出した写真集のはなし。彼の内面と網膜の記憶について。私が知りたかったことは全て書かれていた。手元に置いておきたい本。

2016/04/17

MO

森山大道のエッセイ。彼の写真への姿勢が分かってファンには嬉しい。小説もよく読んだんでは無いかと思う。表現も上手くて、自分に酔っている様な感じも受けるが、自分に酔わずしてこれだけの作品は作れない様な気がした。「酔って」訳が分からなくなるのは大事な気がする。森山のテーゼ「にもかかわらず、撮る」は肝に銘じたい

2024/03/02

方々亭

森山大道を知ったのは、中学生の頃、近所の「たいようふどうさん」と呼ばれた丘の上の広い空き地のススキっ原で拾ったエロ雑誌『写真時代』でだった。アラーキーのちょっと怖いようなヌード写真が巻頭を飾る変な雑誌だった。高校に入って写真を始めて、森山大道のような写真がどうしたら撮れるのかを研究し始めたら面白くなった。

2021/08/01

turutaka

またもや森山大道。 写真も好きだが、この人の書く文章も好きだ。 なのでついつい連鎖的に色々と読んでしまった。 こちらは過去のエッセイの再収録モノで時系列が派手に推移しているが、思い出話や撮影の際の裏話などが詰め込まれていて飽きない。(そもそもオリジンを知らない) 雑多なのだがその雑多さが、彼が好んで撮る路上の風景のイメージと合致しており、読み進めていくのがなんともなく快感なのである。

2021/10/06

hobby no book

やはり森山大道の文章は抵抗なくスッと入ってきて、とても心地いい。何冊も続けて読んでいると、わりと同じ話題が繰り返されるのだけれど、ほとんど気にならず、良い文章を読んだなという気になる。

2017/11/27

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