LOOP 映像メディア学Vol.7
LOOP 映像メディア学Vol.7 / 感想・レビュー
ぷほは
ノルシュテインと山村浩二、湯浅政明としりあがり寿、イジー・バルタなどなど俺得すぎるラインナップだが、ほぼ東京芸大で行われた講座の記録といったところ。問題は編集長が書いている「芸術の社会的実践を考えるために」だ。文体も鼻につくが、何より芸術を扱う社会学者を馬鹿にしているのが許せん。自分も大したことない公共性論の理解度のくせに、『社会の芸術』を「凡庸で冗長」だと? なんでメディア研究や文化史研究での成果を参照せず、自分が与しやすそうな連中だけをクサそうするのだ。絶対にこんな文章は書きたくないというお手本。
2017/06/04
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