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句集 不純

句集 不純

句集 不純

作家
山田耕司
山口晃
出版社
左右社
発売日
2018-07-31
ISBN
9784865282061
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句集 不純 / 感想・レビュー

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ちぇけら

肛門に手をさしのべて螢かな。なんて。ふみにけるパンティは霜菊のごと。なんて。十七音は蜃気楼のなかをつきすすむ。いろとりどりの枯葉をふむような。そしてそのどれもが滑稽でナンセンスな音をたてるような。あるいはともだちの恋人に惹かれてゆくような。そらから金平糖がふりそそぐような。まぶしいことばたち。そのことばのひびきは乾いていて果てがなくて意識をこえて、だけどつねに暖かい。ありふれた感覚を越えた季語と非季語の組み合わせに、夢をみているようだ。

2019/11/30

デコボコ

六「眼球は常に全裸」以降がとくに面白かったです

2019/08/08

hideko

静かに広がる世界。

2018/12/09

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