こう見えて元タカラジェンヌです 遅れてきた社会人篇
こう見えて元タカラジェンヌです 遅れてきた社会人篇 / 感想・レビュー
ばう
宝塚退団後のたそさん(天真みちるさん)の日々を綴ったエッセイ。舞台に立つ側ではなく創る側になりたいという思いがあったたそさんはプロデュース事業を展開する会社に就職、そして独立。けれどどう考えてもこれは大変だったろうなぁ。緊張とわからないことだらけの毎日だったろう、プレッシャーもあっただろう、それなのにいつも前向きで頭フル回転させてエネルギッシュに進んでいく姿には頭が下がる。更にはまさかの結婚!退団後の進むべき道を模索しながら常に全力で前進を続けるたそさん。これからもどうぞご活躍を!そしてお幸せに♡
2024/10/29
りんご
華やかな舞台を引退した人ってどうやって生きていってんのかな?はいつもほんのり疑問なんです。その疑問の一つの回答としてこんな感じね。イベント、企画、クリエイターなどなど。演者として見えてたものとは当然ながら違う苦労がありますね。ヅカの方々は勉強熱心でストイックが故に「好きなものについてはある程度勉強してあるんだよね?」ってスタンスを取ってしまう、と。なるほど!そんなにわかで「好き」を名乗るな、と。ははは、このズレはなー、そっかー。
2024/02/23
くさてる
宝塚を退団したあとのタカラジェンヌはどんな人生を歩むのか?軽くて読みやすい文章ですいすいと楽しく読まされる内容だけど、実際に直面する様々な困難は、なかなかにシビアなもの。しかし、宝塚という才能と努力、運といった様々な要因の中で活躍で来た人には、やはり備わったものがあるのだなと思いました。この本のなかにも何人もの元ジェンヌが登場するけれど、みなさまそれぞれに人生を懸命に生きている。多くの人を舞台で楽しませてきた彼女たちの第二の人生に幸あれと強く思います。
2023/07/05
aiaimo`olelo
天真みちるさん2作目。やっぱり好き、タソさん(天真さんの愛称)の言い回し!「見たくなくてもあなたの瞳にダイビング!元花組の視線ドロボウ天真みちる」なだけでなく、歌って踊れる会社員、そして歌って踊れる社長になった言葉使いの巧みな言葉マジシャン天真みちるさん。笑いに次ぐ笑いで、腹を抱え 頬を挟み ハンカチタオルを鼻にあて 家族みな寝静まった深夜に「…っぐふふ」という変な笑い声を漏らし 我も共に『EXCITER!!』を歌い踊り狂い家族の不評を買い そして読了。楽しかった! もっとタソさんの言葉に触れたいです。
2023/09/19
なつみかん
前作エッセイを面白く読めたので、続きにも手を伸ばしました。宝塚を卒業してからの筆者の奮闘記、その言葉のチョイスから伝わってくるイキの良さで一気読みでした。
2024/01/28
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