アルバムのチカラ 増補版
アルバムのチカラ 増補版 / 感想・レビュー
しょうご
先日、写真家浅田政志さんのトークイベントに参加をしました。 そこで購入した一冊です。ばっちりサインもいただきました。 東日本大地震が起こった際に人々が求めたのはかつての写真であり、アルバムでした。 そこで写真洗浄というボランティアに携わった人たちの記録になっています。 写真は共有するものやデータとして残しておくものという感覚が強くなっていますが、やはり物として残しておくことの意味や大切さを感じました。 今度実家の写真を漁ってみようかなと思います。
2023/12/25
かりん
4:《震災時、写真洗浄に奔走した人たちの記録。》元々読みたかった本。昨年見た「浅田家!」を機に増補版を入手。増えた部分に私が2回ほど参加した「課外のあらいぐま」の方のお話あり。印象に残ったのは…1、何より各地域で写真洗浄を始めた人たちの行動力。2、時を経て落ち着いてくると、行政の決まりごとと、リーダーシップを発揮した自主的運営に齟齬が生じる場合もあること。3、「一枚見つかればラッキーと思って行かないと。あるんじゃないかな? って期待して探してるから、その時間で見つけられないとショックも大きいんですよね」
2023/03/05
Qfwfq
★4.5
2020/11/15
かんじ
東日本大震災と西日本豪雨の被災地で行われた写真救済活動の記録。 家を失った人が写真を求める姿に写真・アルバムのチカラを感じた。 デジタルデータで置いとくのではなくプリントしてアルバムにするからこそモノとして残り、そこに希望を見いだせる。人の記憶は薄れていくものなので、形として記憶を残しておく大切さも感じた。 膨大な数の写真を修復するボランティアの方々には頭が上がらない。
2021/08/23
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