Book Covers in Wadaland 和田誠 装丁集
Book Covers in Wadaland 和田誠 装丁集 / 感想・レビュー
♪みどりpiyopiyo♪
和田誠さんは、やりたい事がはっきりした人だったのね。子供の頃から絵が好きで、グラフィックデザインとかイラストレーションという言葉も知らなかった高校時代に「ポスターを作る人になりたい」と発起し美大の図案科へ。「『絵とデザインを組み合わせる仕事』がしたかったのだ」と気付き、以来その道を歩んだ人生でした。■この本は和田誠の装丁作品700点以上をフルカラーで収録。和田さんの装丁の本って何故か読みたくなっちゃう♪ ■和田さんの装画でもそうでなくても「これも和田さんだったのか!」と得心しまくりでした☆ (2014年)
2019/11/26
とよぽん
1月1日から開館している素晴らしい図書館で。まるでお年玉のように私の手に・・・。和田誠さんが手掛けた本の表紙700点余りがオールカラーで、何とも贅沢な本。とにかく、アイデア豊富、独創的で驚いたり楽しませてもらったり。和田さんの言葉に「丁寧な仕事を心がけてきた」とあって、なるほどと思った。目福である。
2020/01/01
春
この方名前こそ知らなかったけれど、この絵表紙でたくさん見たことある!!というものばかりで面白かった。ちょっとシュールな絵柄がよい。個人的に東海林さだおの丸かじりシリーズのイメージが強かったけど、星新一、吉行淳之介、村上春樹等々多くの作品の装丁を手掛けられているそう。中でも「村上春樹全作品1990ー2000」の地図や路線図を模した装丁がとても素敵。
2021/01/31
春ドーナツ
通販サイトの「この本を読んだカスタマーはこれも読んでいます」で本書を発見した。「WEB本の雑誌」の「高坂浩一の新刊番台(岩風呂)」と組み合わせると、思いがけない芋づる式が展開されて重宝します。本選びは基本ジャケ買いなので、ページをめくるたびにくらくらする。メモパッドにボールペンでがしがし書き込んでいくと、ジャクソン・ポロックの絵画みたいになった。引く機会は今のところないと思うけれど、「現代日本語モンゴル語辞典」(春風社)は手元に置いておきたい。そして頬ずりしたい。椎名誠「風のまつり」(講談社)の船が好き。
2020/05/25
Kouro-hou
和田誠のカバーデザイン画集。シネマ画集とジャケット画集はなんとか堪えたんですが本の装丁には勝てませんでした。星新一、阿川佐和子、丸谷才一などを始め、懐かしい装丁画が約700点収録されています。それだけあっても手持ち本で掲載されていない物もかなりあって、本当に沢山の仕事をされた方だなあ、と。文章は最初の挨拶だけなので、白水の『装丁物語』とセットで読むと制作時の意図や工夫も伝わって楽しみ3倍増です。一部函の写真も有り、「ユリシーズ」の単行本を函セットで欲しい!等と物欲をそそって困りますw
2014/11/15
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