大念処経 (初期仏教経典解説シリーズ)
大念処経 (初期仏教経典解説シリーズ) / 感想・レビュー
やまえつ
大念処経を解説した本。お経を読んだだけでは分からないことを、非常に詳しく解説していて、感動的だ。修行をする人にはいいガイドブックになるのではないかと思う。ただ、ヴィパッサナー瞑想についてはあらかじめ長老の本を読むなどして、知っておく必要があると思う。
2016/03/04
はしも
こちらは後世に残すべき素晴らしい巻物のような本です。
2021/08/11
クックーナ
大念処経の解説本は日本語のものがまだまだ少なく、おそらく片山一良氏の「パーリ仏典にブッダの禅定を学ぶ」も気になっている方もいるかと思います。本書はスマナサーラ長老による講話にてヴィパッサナー冥想の実践を捉え方について様々な切り口で解説したもの、片山氏のものは道元の禅を始め他の大乗仏教の引用で多角的に大念処経を見て禅定の位置づけを解説したもの、という印象を受けています。仏教用語がよく出てきますので、初心者には平易な言葉で書かれた本書の方が入りやすいかもしれません。坐禅を日々実践されている方は片山氏もお勧め
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