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観察 「生きる」という謎を解く鍵

観察 「生きる」という謎を解く鍵

観察 「生きる」という謎を解く鍵

作家
アルボムッレ・スマナサーラ
想田和弘
出版社
サンガ
発売日
2018-01-25
ISBN
9784865641127
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観察 「生きる」という謎を解く鍵 / 感想・レビュー

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booklight

スマナサーラ氏と映画監督との瞑想や仏教を巡る対談。面白いのが、氏の仏教や瞑想に対する態度。もしかしたら、自分がいて世界がある、という視点で仏教を通して世界をみると色々理解が進む、ということ?仏教が世界を全部説明するのではなく。だから真理を教えてほしいという庶民と、「自分」で体験していかないとわかるわけがない、という氏の態度とに溝があるのか。世界は受動的に教えてもらうのではなく、積極的に体感するものであれば、不完全なのも当然か。生存欲があるのが悪いのではなく、あるのが当然で、どう取り扱うか、というのが仏教?

2024/08/24

takeapple

想田監督が瞑想を経験する前と後で、ものの見方、考え方が大きく変わったことがよくわかる。そこがとても面白かった。スマナサーラ長老のヴィパッサナー瞑想についてもよく知りたいと思った。想田監督がスマナサーラ長老に瞑想指導を受ける動画も必見。

2018/08/18

ミー子

仏教の話の中で輪廻転生や過去世・来世の話になると、私はいつも素直に聞けない(信じられない)のだが、この本でスマナサーラ氏が答えている輪廻転生についてなら「ああ、そういうことか」と少しだけ納得できる気もした。

2019/04/13

kentaro mori

「観察映画」と「観察瞑想」。瞑想を実践した後の第二部になってから、一気に対談の風通しがよくなっていることが興味深い。●「観察しない瞬間に自分が操られているのです。ものごとが自分を管理するのです。観察するときは、自分がものごとを管理することもないし、ものごとが自分を管理することもない」

2018/07/11

ともとも

観察ドキュメンタリーのプロが、観察についての対話を通じ瞑想指導を受けて、自ずから実践して心の変化を観察するという、優れもののドキュメンタリー。 タイミング良く尋ねる長老の適切な言葉に、鳥肌が立つのを観察できました。

2019/04/26

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