偶然の祝福 (大活字本シリーズ)
偶然の祝福 (大活字本シリーズ) / 感想・レビュー
ariel
静謐な雰囲気。静かでいて温かさはちゃんとあって何よりその少し歪んだところに魅かれます。 私にとって小川さんの描く愛のかたちは憧れなので、盗作、もキリコさんの失敗、もエーデルワイス、も大好きで、アポロは抱きしめたくなる存在です。
2017/08/26
椎茸どんこ
それにしても相変らず小川さんの描く小説は不思議な世界観につつまれていて、にも関わらず引き込まれていくのです。小エピソードが繋がって一つの作品になっているのかな?正確な理解ができていないと思いますが、それぞれのエピソードに偶然性が関わっているのだと思いながら読んでいました。「盗作」は読者によって、いろいろなその後の展開を思わせるような作品でしょうか。「え?」とか「ああそういうことか」とか。この装丁は活字が大きく、出版社も図書館向けに、と書かれていました。老眼の自分にはとても読みやすく有難かったです。
2017/11/29
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