とりつくしま (大活字本シリーズ)
とりつくしま (大活字本シリーズ) / 感想・レビュー
suzu
今読む。本の神様が選んでくれた。自分だったら何にとりつく?それもある。母の手袋を片方落とす。お古やしあきらめようか。でも手のぬくもりはないにしても手の形がのこっているわけではないにしても母が身に着けていた。さがそ。朝立ち寄ったデパートで見つかる。落とし物コーナーで事情をいうとよろこんでくださった。ありがとう。母にも手袋にまで捨てられたらちょっとつらい。この本読んだやから探そうとしたんかな。
2018/02/08
fukuokakomachi
随分前に読みたい本リストに入れたにも関わらず図書館になかったので未読になっていた作品。 ついに図書館で見つけたのは大活字本シリーズ。初めてだが、これも読みやすくていい。 で、肝心の内容だが、亡くなった人が何らかの物にとりついて大事な人を見守る、という感じの短編集。 自分だったら、とつい考えたが、パートナーの生活圏にあるものにとりつくのはやっぱり辛いかも。悲しまれ続けるのもパートナーが別の誰かを見つけるのを見てしまうのも辛い。 全体的に優しいトーンだが、補聴器の彼女の話は辛かったなあ。。。
2019/01/26
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