孤舟 (上) (大活字本シリーズ)
孤舟 (上) (大活字本シリーズ) / 感想・レビュー
ekoeko
定年退職した威一郎は趣味に家族サービスに勉学にと夢を描いていたが何もすることがない毎日に呆然とする。専業主婦の妻は主人在宅ストレス症候群になり何かと威一郎に盾突き娘の家へ家出する。奥さんの気持ちもわかるが働くこともなく好きなように安定した生活ができていたのは夫のおかげなのだから身勝手すぎる自分を少しは顧みたほうがよい。しかし、雨が降っても洗濯物を取り込まない威一郎には呆れた。平日の図書館は行く所がないと思われる高齢な男性が寝てる、という箇所で確かに高齢な女性でそんな人はみかけないなと納得した。
2020/08/01
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