銀二貫 (下) (大活字本シリーズ)
銀二貫 (下) (大活字本シリーズ) / 感想・レビュー
ekoeko
寒天は工夫次第で化ける食材、今の倍の腰の強さがあったら・・・真帆の父・嘉平の夢を叶える為に松吉は奮闘する。脱藩して19年、故郷の苗村藩へ母の墓参りに戻った松吉は建部玄武の葬列と出くわす。藩の取りつぶし時に玄武はあの銀二貫を新田開発に差し出し生きる力を失っていた藩士を奮い立たせていた。松吉を疎んでいた番頭の善次郎が涙もろい良い人で主人に寄り添う姿が名コンビでこのお話の中で一番好きな人物に。
2020/08/01
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