家事調停委員の回想
家事調停委員の回想 / 感想・レビュー
morinokazedayori
★★★★調停委員の仕事内容や、著者が調停委員として携わった、離婚調停と遺産分割調停の回想が書かれている。時代が代われば、家族の形も価値観も代わる。何が良いという正解はなく、穏やかに正当な権利を主張しあう場として、調停制度があることが分かった。関わったケースに誠実に対応してきた、著者の人柄が伝わってきた。
2020/09/29
ノビー
大先輩の本,再読させていただきました。
2019/07/14
yaguchi_soh
二度目の読了。守秘義務の壁もあり、家事調停の現場を垣間見られる一般書籍は殆ど見当たらず、これはとても貴重な一冊だと思います。私達を隠然と支配する家族観や慣習が社会の変化変革にさらされる今、それらはどこまで守るべきものなのか、そもそも守るべき伝統なのか。人生の岐路で考えあぐむことは一度や二度ではないと思います。著者が答えを示してくれないのは、悩みながらも自分で考え抜いて答えを出すしかないということでしょうか。
2021/02/12
Yoshitaka Naito
考えさせられる一冊でした。
2019/12/04
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