人類の衝突 思想、宗教、精神文化からみる人類社会の展望
人類の衝突 思想、宗教、精神文化からみる人類社会の展望 / 感想・レビュー
nizimasu
宗教論と社会学の日本の硯学の対談集ということだけあって楽しみにしていたんだけどちょっと肩すかし。島薗さんが日本の右傾化とその背景にある近代国家以降の日本の国体や国家神道を中心に論ずる一方で、橋爪さんは日本論をどうしてもふしぎな仏教ではないけど、日本の文化の輸入の視点がでてきていて、どうしても噛み合ない印象。講談社の大澤真幸との一連の対談に比較するとどうしてもスイングしていない印象が強かったかも。イスラム論もどうもピンとこない
2016/11/18
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