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「東大怪談」 東大生が体験した本当に怖い話

「東大怪談」 東大生が体験した本当に怖い話

「東大怪談」 東大生が体験した本当に怖い話

作家
豊島圭介
出版社
サイゾー
発売日
2022-03-14
ISBN
9784866251530
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「東大怪談」 東大生が体験した本当に怖い話 / 感想・レビュー

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HANA

実話怪談集。署名本入手。実話怪談の氾濫している昨今、内容に付加価値を付けようとしている本は多い。本書は東大生が体験した怪談を集めた本として、独特なものを期待しつつ読んだのだけど…。うーん、これ怪談としてはどうなの?語り手が東大卒業生ってだけで話としては微妙なものが多い。山中で痴呆老人にあった話とか風呂で体毛が抜けてなかっただけとか、どんな顔して読みゃいいんだ。実話怪談って語り手の主観的なものだけど、本書の場合その主観を読者の客観に落とし込めてないというか。付加価値の方に重きを置いて、怪談としては失格かな。

2022/04/08

ワッピー

【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の三・和洋折衷〉参加本。東大生だった11人の怪異体験をインタビュー。それぞれの極右地域や家庭環境の違いもあって、病院、並行世界、汚部屋育ち、ローカル怪談、市井の預言者や精霊、統合失調症、トラウマ性体験など遭遇した怪異もまちまち。一番印象に残ったのは、多数の小惑星が自分の体を貫いていく痛みをともなった夢を見て頭脳が明晰になった話、怖いと思ったのは、人混みの中で鉄パイプで頭を殴られて出血したのに、家庭環境の特殊性からそのままやり過ごして帰った話。各章最後のアンケートもなかなか⇒

2024/08/03

山猫

しまった〜!大失敗。東大構内や学内に伝わる怪談かと思ったら、「東大怪談」の定義がまるで違ってた。第7話のTさんの将棋の話はまるで「盤上の向日葵」そっくりだったので、眉唾だと思った。さすがは「サイゾー」だったよ(笑)

2022/08/01

mittsko

非常に面白かった!単なる企画物ではすまされない重要性を帯びる一冊、と思ったですよ ⇒ 2022年3月の出版時、そこそこ話題になった一冊 すかさず入手していたのを、やっと読みました ボクとしては、東大云々というところよりも、怪異体験者一人ひとりにフォーカスする作りが、とても面白かったです…(*´ω`*) 大量の取材の中から11名だけに絞り込む 著者もおっしゃっておられるように、顔の見える怪談とでも言うのかな 数ある実話怪談本のなかで、素晴らしい切り口だと思いました

2023/07/20

澤水月

「東大」独自のというよりも語り手個々の深い事情(虐待案件、親子関係、生れた地の特殊さなど)が息を呑む凄さ。纏め手に「三島由紀夫VS東大全共闘」の豊島圭介起用も功を奏している(新耳殴り込み、映像の新耳もやっているし)。早大怪談も出来そうだな…

2022/03/21

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