作編曲家 大村雅朗の軌跡 1951-1997
作編曲家 大村雅朗の軌跡 1951-1997 / 感想・レビュー
山田太郎
なぜか同じ苗字とか似た名前だと興味が持てないというわけのわからん先入観で浜田省吾とごっちゃになって浜田金吾に気付くの遅れたりするわけで、なぜか大村憲司と一緒になって地味なアレンジャーと思ってた人ですがすごいよ。福岡出身ということ同郷の人にはやさしくということで、評価上がる。初めての仕事が西田恭平かと思い、福岡の人しかわかんないというか50くらいの俺と同年代の人しかわかんないよなと思いつつ読む。表紙の写真がかっこよく目立ちすぎないアレンジというか本人の意向があんまり目立たずというところが音にもでていていい。
2017/11/17
山田太郎
再読というか何回も読み直してるけど何回読んでも面白いなと。松本隆と大江千里が特によい。松本隆とか松武秀樹とか松原正樹とか松田聖子とかなんか松で始まる人がよく絡んでくるなと。松田聖子のレコーディングの途中で泣き出した話は本当にいい話だなと。娘の件で現在揉めていらっしゃいますが。ということで松田聖子のアルバム聞くかと思った。
2022/01/11
(あか・ω・ねこ)
編曲家という存在を、この人で知った。生きていれば、いい年のとりかたをしてカッコいいおじさまになっていただろうな。
2018/04/30
qoop
主に編曲家としてポピュラー音楽の第一線で活躍するも早逝した大村。彼を知る人々の証言から、その人物像と仕事の概要を明らかにしようと試みたのが本書。巻末リストを見て、この曲もあの曲もこの人だった、80年代ポップスの豊穣さをここまで支えていた人だったか、と改めて驚き痛感した。きらびやかで都会的なイントロの数々を思い出しながら読んだ。
2018/08/04
ShogoHirara
この本はとても構成がいい。ある意味大村雅朗の実績を知った上で読む人が多いということを踏まえているのだろうけど、スゴイ人なんですよ、なんて一言も言わない。全部インタビューした相手が勝手に言ってくれる。しかもみんな言いたくてしようがない。生の言葉に溢れていて、もちろん社交辞令的言葉もあるが、その実績に才能に為人に心酔、または認めざるをえないという思いが溢れている。そしてその順番がいい。実績は丁寧な年代別の楽曲リストで。ただ読むだけでジーンと来てしまう。失った才能は大きい。
2017/10/24
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