ドゥニ・ヴィルヌーヴの世界 アート・アンド・ソウル・オブ・DUNE/デューン 砂の惑星
ドゥニ・ヴィルヌーヴの世界 アート・アンド・ソウル・オブ・DUNE/デューン 砂の惑星 / 感想・レビュー
パトラッシュ
映画『デューン』のビジュアルは砂蟲や宇宙船に衣装から料理、剣など小物に至るまで、原作者フランク・ハーバートの想像力を凌駕する世界を構築するため徹底的に考え抜かれたアートで満たしていた。製作のトラブルやエピソード中心の従来のメイキング本と違い、ヴィルヌーヴ監督をはじめとするスタッフのこだわりと意気込みが記録されている。砂の惑星上での戦争と政争のドラマながら、観る者を圧倒し惹きつける画面の美しさこそ映画のカギであったと納得してしまう。あのシーンなこんな風に生まれたのかと思い出し、なかなか読み進められなかった。
2024/04/27
ぐうぐう
映画『デューン 砂の惑星 PART1』のアートを中心としたメイキング本。とはいえ、キャスティングの過程も詳細に記され(主人公の候補については短いリストすら作成されることなく、最初からティモシー・シャラメ一択だったとか、レト公爵を演じるにあたってオスカー・アイザックは黒澤映画における三船敏郎を参考にしただとか、興味深い裏話が多い)、ドゥニ・ヴィルヌーヴの意図を伝えることを最大の目的とした作りとなっている。セットや衣装、小道具に至るまで、ヴィルヌーヴのこだわりが反映されていることが理解できる。(つづく)
2024/04/09
ぽぽ
2を観る前に!と慌てて一年置いていたのを開いて見た。映らないところまで設計たいへんだな〜と楽しく眺めた。重たいし分厚いけど豪華。
2024/03/26
S
こだわりが隅々までかんじられて最高。
2021/11/02
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