失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!
失敗図鑑 すごい人ほどダメだった! / 感想・レビュー
ehirano1
「成功者」というか、世に名を残した人達に共通するのは、他の誰よりもはるかに多くの失敗をし且つ、その失敗に対していつまでも不貞腐れず、失敗に対して向き合い何らかのパワーに変換したことではないかと見て取れました。
2024/04/23
徒花
まあまあ。世界の偉人の失敗したエピソードを、その人の紹介と一緒に伝える偉人伝。子ども向けのため、簡単な漢字にも振り仮名がふってあり、読者に語りかけるような文章の体裁になっている。よくよく読んでみるとどの失敗も、そのひとの偉業を成し遂げるために必要な失敗であり、むしろ、失敗を恐れずに掛かんにチャレンジすることの重要性を子どもたちに伝える内容。紹介されている偉人やエピソードなどはわりと一般的な物だけど、切り口がおもしろい。
2019/02/04
ちくわ
『成功はアート、失敗はサイエンス』という言葉が好きなので、失敗から学ぶ事は多かろう!と読み始める。偉人の逸話メインなので、失敗をバネに成功を収めた『勝者のメンタリティ』に纏わる話かな?と思いきや、様々な失敗例が伺い知れた良書だった。個人的にはダリが変人を演じていた話が興味深かった。作風に反して本人は人間味あったんだなと。 本書は挿絵が多く一話の量も程良いので、子供でも充分楽しめそう 。ただ子供がどんな教訓を得るかは不確実だ(笑)。意固地さが増長するだけの場合もありそう…まぁ偉人は特殊な事例が多いからね。
2024/01/22
mariya926
この本のいい所は偉人の成功と失敗を載せておいて、毎回じゃあどうすればいいか示唆してくれているところです。小中高ぐらいの時に読めるととてもいいと思います。絵が面白いので偉人伝を読まないとって気負わなくても読めるのがいいですね。美容室に眠気防止に持っていきましたが、この本を真剣に読んでいる私って変な人??って思われそうな絵でした(笑)大人は電車とかで読まないことをオススメします。ライト兄弟を見て成功は守るものではなく、次の成功のために使うも。ひとつの成功から次の成功を作るには「分けあえる」ことが心に残りました
2019/09/12
ゼロ
ライト兄弟やカーネル・サンダースなどの著名人の失敗を収録した本。対象が児童向けなのか、ひらがなやルビが多く、最終章はお父さんとお母さんになっていました。一人一人のエピソードは、短く書かれており、絵やイラストが多いので読みやすいです。大人が読んでも、名前は聞いたことあるけど…という人にも入門書としては最適だと思います。あのケンタッキーのカーネルも失敗と成功を重ねた苦労人であったのか…、黒澤明やウォルトディズニーは映画を撮影するまでに苦労したのか…、ダーヴィンはニートだったのか…、夏目漱石はホームシックか…。
2021/03/03
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