2000年前からローマの哲人は知っていた 政治家を選ぶ方法
2000年前からローマの哲人は知っていた 政治家を選ぶ方法 / 感想・レビュー
旅するランナー
どちらかと言うと、選ぶべきでない政治家が分かります。特にプーチン大統領に読んで頂きたい教訓が並んでます。①国政を担う者が見据えるべき目的地は「名誉ある平和」。②いかなる戦争も、通告と宣言が行われず、損失を取り戻すために遂行されるのでもなければ、誉れあるものとはなり得ない。③どんなに立派な人間でも、絶対的権力を手にすれば堕落せずにはいられない。④権力を維持するために恐怖心を利用しても絶対にうまくいかない。
2022/03/12
gtn
「影響力を得て、それを維持するのに一番いい方法は、真の愛情を通しておこなうこと」とキケロ。だが、民衆に善悪を見抜く力がなければ、"真の愛情"とはなり得ない。とはいえ、無理難題とも思う。情報発信を主導するマスコミが善たる存在とは言い難いから。
2022/01/29
Happy Like a Honeybee
2000年前の思想が現代にも通じる所以。 現代の政治家や国民に警鐘する意味で、佐藤優氏は本著を監修したのであろう。 アメリカ建国者たちにもバイブルとされたキケロを刮目しよう。
2021/12/17
Go Extreme
政治が遠い、そう感じている人にこそ読んでほしいキケロの言葉: 政治を遠く感じる「民主主義」の仕組み 選ぶべきは、政治屋ではなく大政治家 古代口—マで祖国の父と慕われたキケロ 法と政治体制: 自然法—時と場所を超え、すべての人に適用される真の法 理想の政治体制―君主・貴族・民主政 政治家の心得: 難局を乗り越える—目を見開き航海を楽しめ 派閥と友情: 嫉妬—友情の陰に見え隠れするもの 悪政: 貪欲—我々を征服できる唯一の敵 汚職—国家の心臓を蝕むガン! 暴政—権力者は必ず塑落する 独裁—あくなき権力への欲望
2022/01/01
ラムダ
不名誉な平和に甘んじるな。移民は国を強くする。現在でも通用する、古代ローマ時代の政治家キケロ。
2022/02/25
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