「自分」を生きる 〜上手に生きるより潔く〜
「自分」を生きる 〜上手に生きるより潔く〜 / 感想・レビュー
とよぽん
人生の後半を、過去や年齢や環境にとらわれず思うように生き切ろう! と背中を押してくれる本だった。潔く、前向きに、形ある財産よりも形のない財産を残す。人生は選択の連続、ということについて、フロストの詩「THE ROAD NOT TAKEN」(選ばなかった道)が引用してあった。とてもいい詩だと思った。坂東眞理子先生、すがすがしくたおやかに先を歩んでくださる。
2020/03/28
dolce vita
学長として社会へ出ていて子どもたちへの励ましと後押しをしているような印象を受けた。女性が仕事を持って生きることがまだ一般的でなかっただろう時代を走りその変化を感じている坂東さんだから言えることもあるんだろう。#NetGalleyJP
2020/05/18
スリカータ
坂東先生の新聞連載を愛読していたが、本書を読んでやはり文章が良いなぁとしみじみ。東大卒で文句ないご経歴なのに、難しさを感じない簡潔で分かりやすい文章。「女性の品格」を読み直したくなった。自分らしさを求めて捨ててスッキリして、残ったものが何も無いというのは本末転倒。失敗や苦労した経験も自分らしさと受け止めよう。複数の80点を目指して。
2020/03/09
katherine
「上手に生きるより、潔く生きる方が大切だ」と現代社会を生きる女性へエールを送る。そこそこの得意技であっても組み合わせると強みになる。さらっと読めて、元気をもらえる1冊だった。シャーリー▪マックレーン主演の映画「The Last Word(あなたの旅立ち、綴ります)」は、是非観てみたい。
2022/02/20
coldsurgeon
現代を生きる女性を応援するために書かれたと思われる啓発書。残念ながら、目新しい意見は、考え方はなかった。
2020/03/18
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