amazon「帝国」との共存
amazon「帝国」との共存 / 感想・レビュー
trazom
私はアマゾンとは全く無縁の時代遅れの人間だが、この会社の戦略には、怖ろしさを超越して感動と驚嘆を覚える。アマゾンは、今、O2O(オンライン・トゥ・オフライン)として実店舗を拡げている。eコマースの会社なのに、商品に直に触れ、感じることに勝る購買はないとわかっているのが凄い。日々の生活に息づく生鮮食品を扱うことが市場占有の鍵だとして、着々と取り組んでいるのも凄い。Xeroxは「コピーする」、googleは「検索する」という動詞になったが、amazonが「競合を破綻させる」という意味だというのが納得できる。
2019/10/28
paluko
暑さのためか、本の構成にまとまりがないためか(!)、全貌をつかむことはなかなか難しいけれども自分が日常の買い物、電子書籍を読む、マーケットプレイスで本を売る、などで直接かかわっているのはAmazonの氷山の一角にすぎないことはよくわかった。27頁で提示されている「長期的に利益を出さないことを戦略とする」「販売する商品のほとんどを所有しない」、30頁に図示された「フライホイール:アマゾンの成功のスパイラル」あたりがキモなのではないかと。あと3章で描かれるプライムの凄さ。
2020/08/16
tetsubun1000mg
一年ぶりにアマゾン研究本の新作を読みましたが、一層進化しているようです。 小売業の対応策を示してくれていますが、生き残りできそうな気がしてきません。
2019/06/22
Kazuhiro Sato
アマゾンがどのように発展してきたか詳細に記されている。多岐にわたる内容が書かれていて、かなりボリュームがあるため、1度読んだだけでは頭が整理できないため、もう一度読んでみようと思う。
2019/11/08
四ツ谷
小売業の将来が気になって読んでみた。Amazonは小売企業ではない。Amazonにとって小売はただのセクターに過ぎない。Googleのライバル企業はマイクロソフトではない。Amazonだというのを改めて知った。子会社の形態もまとめられていてAmazonの内部から理解できると思う。投資家にも小売業に従事する人にも有益な一冊。
2019/07/16
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