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ワゴンに乗ったら、みんな死にました。 (TO文庫)

ワゴンに乗ったら、みんな死にました。 (TO文庫)

ワゴンに乗ったら、みんな死にました。 (TO文庫)

作家
黒田研二
出版社
TOブックス
発売日
2022-02-01
ISBN
9784866994178
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ワゴンに乗ったら、みんな死にました。 (TO文庫) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

目を覚ますとそこはワゴン車の中。集められた6人の男女。“夢鵺”と名乗る謎の人物からの司令は“制限時間”までに指定された“目的地”へ向かうこと。車内からの脱出を図るもドアも窓も開かない。そこは完全な密室。訳も分からないまま走り出す6人に襲い掛かる死への恐怖。果たして何人が生き残れるのか…。短い頁数の中で、極度のスリルを突き詰めた内容はホラー系の作品として終始楽むことが出来た。もっと長尺で描いて、登場人物達の心理面での恐怖を入れてもいいと思う。“ノンストップ・デス・ドライブ!”最後に行き着く先には何が待つ?

2022/02/27

ちーたん

★★★☆☆【Ride on!】目が覚めたらワゴン車の中にいた。同じ境遇の人が私🐶含め男女6人。誰も知らない。車内に置かれたタブレットに映し出された仮面の男。コイツに拉致されたようだ。解放の条件は1つ。制限時間内に決められたルートで目的地に到着する事。少しでも道を外せば車内ごと大爆発💥助けも呼べぬノンストップ・デス・ドライブいざ出発進行🚐◆まさにB級感たっぷりエンタメサスペンス!この手の作品に動機や犯人の意外性なんて求めちゃNO!NO!いかに【Ride On!】するかよね✨死に方が結構おもろい笑。

2022/04/04

aquamarine

この題名だけで読者を選ぶだろう。さらにこの文字のインパクトの強いカバー。もちろん内容は想像通りのB級ホラー。目が覚めたらワゴン車に閉じ込められていた互いに知らない6人は、モニターに映る仮面の男の指示で制限時間内に目的地に到着することを指示される。指示に従わなければ訪れるのは死。彼らは生きて生還できるのか…?グロテスクなシーンもあるが現実味はないので怖さは感じない。リーダビリティは抜群で、ワゴンだけでなく読み手もノンストップでぐいぐい読まされた。何も考えず一気に読める期待通りの一冊だった。

2022/05/31

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

読みともさんのレビューとタイトルにひかれて。本書は、主人公犬塚拓磨が目が覚めると、そこはワゴン車の中だったという驚きの場面から話は始まる。「スリリングなドライブを楽しんでもらおう」と車内にあったタブレット画面のホワイトマスクの男が指示を与える。爆弾付きのワゴン車での決死のドライブ。お互いに見知らぬ6人のはずだったのが、点と点が1本の線に。ささいなことが重なり合って他人の人生を大きく狂わせていくことに恐ろしさのようなものを感じる。動機は理解できるかな。ドキドキハラハラしながらノンストップで読了できる1冊。

2022/06/27

キンモクセイ

タイトルからして好み。このわかりやすいタイトル、まさにその通りの出来事が起こるであろうと予測できるけど、ワクワク感が止まらない。目が覚めたらワゴン車の中だった。6人の男女が何故同じワゴン車にいるのか?モニターから夢鵺という人物が指示を出す。スリリングなドライブを楽しめと。カーナビの通りにチェックポイントへ行き、制限時間内に着かないと爆弾が爆発して全員死ぬ。同乗した6人の共通点は?夢鵺の目的は?脱出不可能な密室でどうするのか?展開が予想できる内容とちょいグロ描写ありでノンストップ・デス・ドライブを楽しめた。

2022/03/20

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