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さよなら、転生物語 (TO文庫)

さよなら、転生物語 (TO文庫)

さよなら、転生物語 (TO文庫)

作家
二宮敦人
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出版社
TOブックス
発売日
2022-06-01
ISBN
9784866995304
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さよなら、転生物語 (TO文庫) / 感想・レビュー

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シナモン

仕事に疲れたサトル、ニートのゲーマー隆太、皮膚炎に苦しむ愛美。ランプの魔神ビルカの力で希望する世界に転生した3人の物語。どれも結末は想像できるんだけど、壮大な歴史の一部分を切り取ったような転生先の人生がドラマチックで惹き込まれた。時代が違うとこうも価値観が違うとは。それに過酷な生活環境。現代の悩みがちっぽけなものに思えてくる。そんな転生先の人生を経験して皆強く前向きに。面白くて深い一冊でした。

2022/11/03

よしぱん

★4 過去へ転生して人生を見つめ直す3人の連作短編。①ブラック企業で働くのイヤだ!→仕事のない原始時代へ転生②引きこもりでゲームやり尽くした!→龍の討伐隊へ参加しに古代中国へ転生③皮膚炎の自分にうんざり!→自分は健康だが病人=罪人な認識の時代へ転生。・・所有の概念がなく助け合う原始時代が羨ましく思えてしまった、現代はあまりに損得勘定なエゴが多すぎるのかも。エゴ丸出しの人間など見たくないから消えてしまえばいいよね!←エゴの極み

2022/09/20

はる

今よくあるタイプの転生物だと思って読み始めたらまったく違う内容でびっくりした。この本の中には3人の主人公がいてそこには一歩前進させるためなのか、ランプの中から出てきた魔神?はその主人公にピッタリな転生先を探して来ます。会社に馴染めないサラリーマン、ニート、皮膚病に悩む少女。もちろん、転生先が気に入ればそこで暮らし続けする事ができますが、みんな何かを得て現代に戻って来ます。しかも、この転生は最初のサラリーマンが始めた転生斡旋所から転生していく仕組み。なんだか続きがありそうな終わり方だったので続編を期待。

2022/08/20

ぴよこ

最近の自分が興味あるのが異世界系…アニメだけど、なかなか面白い。ので、こちらを読んでみる事に。なかなか面白いぞ!!オチと言うかラストが有名な人物と接触していたり!!自分も転生するなら、どんな条件を出すかなぁ…?なんて、読了後は余韻に浸った!もっともっと読みたいと思った。他のストーリーも是非とも読んでみたい!!また、オマケの特典がかなりよかった!

2022/09/01

ゆう

何度でも転生出来るなんて楽しそうと思ったら、その時代や場所により、物の価値観や常識が全く違う。 思ってもいない方向へストーリーが動き出し、いったいどうなっていくのか気になってあっという間に読了。哲学的なセリフも多くて、読みやすいけど、中身の濃い内容だった。この作家さんの別の本も読んでみたくなった

2022/07/03

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