なんて くさいんだ! ロンドンを救ったジョゼフの物語
なんて くさいんだ! ロンドンを救ったジョゼフの物語 / 感想・レビュー
☆よいこ
伝記絵本。1819年ロンドンに生まれたジョゼフ・バザルジェットは、悪臭とコレラに悩むロンドンの下水道工事を行った人物▽うんち系絵本は子どもに人気ですが、このお話は割と深刻な物語です。イラストにユーモアがあっていいです。巻末に年表あり、もっと知りたい人向けの本紹介あり。訳は金原瑞人。2023年刊
2024/11/20
たまきら
下水道設備を改革した男性のおはなしです。娘は興味を持ちませんでしたが、都市計画において下水道がいかに大切なものであるかは大都市が苦しんできた食糧難や伝染病が教えてくれます。様々な研究者がいて、社会に貢献してきた。そして私たちが今、都会の生活を満喫できているー先人たちに感謝です。自分たちにできることも考えていかないとなあ。
2023/07/21
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
19世紀、かつてのロンドンの街は垂れ流しでとても臭く、汚い水の影響でコレラが大流行した。そのロンドンに、下水道を整備した土木技師のジョセフ・バザルジェットの実話。清潔で安全な水は私達にとっては当たり前のことだが、現在でも20億人がそうでないという事実。蛇口から清潔な水が出るという事に感謝。
2023/08/25
Nyah
🇬🇧の💩と川の話。1500年頃は💩を下水道に流さず埋めていた。1800年過ぎになるとトイレを下水道につないで川に流す人が出てきた。その頃、ジョゼフ・バザルジェット誕生。1832年に初コレラ発生、1848-49年に再度発生した際には臭い空気で伝染すると信じられ、汚物を積極的にテムズ川に捨てた。1858年のテムズ川の大悪臭は、世界史に記録が残るほどの酷さだった。ジョゼフは下水を調査し、画期的な下水道を計画した。コレラの再発生により許可が出て工事に着手。とうとう下水道を通した。自分たちに出来ることを始めよう🌸
2024/10/26
おはなし会 芽ぶっく
昔のロンドンは臭かった。それは下水道がなかったから。それを作ったのがジョゼフ・バザルジェット。テムズ川の汚染がコレラの度重なる流行をよぶ。根本から変えなければと完成させた。現在も世界の20億ちかくの人々がし尿のまじった水をそのまま飲んでいる(WHOによると)。今私たちにできることについても書かれています。
2023/06/03
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